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【WordPress】カテゴリ・タグページのタイトルと説明文をカスタマイズ

カテゴリータイトル・説明文を最適化したい人はこちら SEO対策/SEM

カテゴリータイトル・説明文を最適化したい人はこちら

ブログのカテゴリーやタグの一覧アーカイブページに、固有のタイトルや説明文(meta description)をつける方法を共有します。WordPressで作成したブログは標準ではつけてくれないようです。テーマによりますが。

ゆめぴょんです。こんちはっ(^^)/

ブログで記事を書く時、カテゴリーやタグを設定している人は多いと思います。私も毎回少なくともカテゴリーは設定するようにしています。しかしカテゴリーやタグの一覧ページについてはあまり気にしていませんでした。

タイトルや説明文の重複は検索エンジンに嫌われる

ブログの記事については毎回タイトルを設定するので、基本的には重複することはないと思います。しかしそれ以外のページではトップページ(ホーム)と同じ内容になってたりする場合があります。

私も自分のブログのソースを確認してみてびっくりしました。カテゴリーやタグページだけではなく、固定ページのタイトルと説明文とOGPのURLまでが重複していました。実は知ってましたが後回しにして放置してました。

しかしタイトル(titleタグ)や説明文(meta description)の重複はSEO的にはあまり良くないみたい。Googleウェブマスターツールを利用している場合、注意されることもあるようです。OGPの重複はFacebook的にどうなんでしょうかね。

タイトルはWordPressプラグイン「All in One SEO Pack」で設定可能

以前にも紹介したプラグイン「All in One SEO Pack」を利用している場合、「Title Settings」でカテゴリーやタグページなどのタイトルを個別に設定可能です。説明文も簡単なものなら固有のを作れそうです。

しかし私は説明文にカテゴリー名やタグ名を入れたいため、タイトルともどもカスタマイズすることにしました。将来的に「All in One SEO Pack」プラグインは使わないようにしたいですし。

カテゴリーの一覧アーカイブページに固有タイトルや説明文を設置する方法

使いやすそうなプラグインを探しましたが見つからなかったので、テーマファイルを直接編集して設置することにしました。タイトル、説明文だけでなくキーワード(meta keywords)もついでに設置することにします。

テーマファイルはWordPressで最も重要なファイルの1つなので、修正を加える前には必ずバックアップをとってくださいね。そして問題が起こったらすぐに元に戻してください。修正は自己責任でお願いします。

さて直接テーマファイルを編集できる人はFTPなどを使って修正してください。初心者の方はWordPress管理画面の左メニューの「外観」→「テーマ編集」をクリック。次に右側のファイル一覧から「header.php」を選択。テーマによっては違うファイル名かもしれません。

「header.php」内にmeta descriptionタグがないか検索して、見つかった場合は行ごとコピーしてからコメント化しましょう。meta keywordも同様です。

<title>タグを検索して見つけたら、その行をコピーしてからコメント化してください。そして下のソースコードの13行目以降にペーストで挿入してください。

下のソースコードを「header.php」のtitleタグのあった位置にペーストしてください。これはカテゴリー一覧ページのみの対応です。タグ一覧ページや固定ページにも対応させる場合はここを飛ばして先へ進んでください。

タイトルや説明文の文章は自由に修正可能です。説明文には後ろにブログの標準の説明文も加えていますが不要なら削除してください。キーワードに加えたいワードがあれば、カンマ区切りで加えてください。

カテゴリー一覧ページが複数ページにわかれることを考慮して、$volという変数を設定しています。もし不要であれば、2行目全体と4行目の「$vol .」を削除してください。

[html]
<?php if( is_category() ) {
$vol = ($paged>0) ? "Vol." . $paged : "";
$cat = get_the_category();
$title = $cat[0]->cat_name . "の記事一覧" . $vol . " – ". get_bloginfo(‘name’);
$dsc = $cat[0]->cat_name . "の記事一覧です。" . get_bloginfo(‘description’);
$kwd = $cat[0]->cat_name . ",ブログ,記事一覧";
$url = get_category_link($cat[0]->cat_ID);
?>
<title><?php echo $title ?></title>
<meta name="description" content="<?php echo $dsc ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo $kwd ?>" />
<?php } else { //上記ページ以外 ?>
<!–ここに先ほどコピーしたタイトルや説明文の行を挿入。次行を利用してもOK–>
<!– <title><?php wp_title(‘ – ‘, true, ‘right’); ?></title> –>
<?php } ?>
[/html]

カテゴリー、タグ、固定ページにまとめて固有タイトルや説明文を設置する方法

カテゴリーの一覧ページ以外に、タグ、固定ページにも固有のタイトルや説明文を設置したい場合には、次のソースコードをコピーしてペーストしてください。設置方法は上のカテゴリーページの場合と同様なので参考にしてください。

HTMLの3行が繰り返されてるのでまとめてもいいと思います。ただ個別にカスタマイズできるように分けただけです。私も「All in One SEO Pack」から開放されたタイミングでもっとスマートに変えるつもりです。FacebookのOGPも。

[html]
<?php if( is_category() ) { //カテゴリーページ
$vol = ($paged>0) ? "Vol." . $paged : "";
$cat = get_the_category();
$title = $cat[0]->cat_name . "の記事一覧" . $vol . " – ". get_bloginfo(‘name’);
$dsc = $cat[0]->cat_name . "の記事一覧です。" . get_bloginfo(‘description’);
$kwd = $cat[0]->cat_name . ",ブログ,カテゴリー,記事一覧";
$url = get_category_link($cat[0]->cat_ID);
?>
<title><?php echo $title ?></title>
<meta name="description" content="<?php echo $dsc ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo $kwd ?>" />

<?php } elseif( is_page() ) { // 固定ページ
$page_title = get_the_title();
$title = $page_title . " – ". get_bloginfo(‘name’);
$dsc = get_bloginfo(‘name’) . "の" . $page_title . "です。" . get_bloginfo(‘description’);
$kwd= $page_title . ",ブログ";
$url = get_permalink();
?>
<title><?php echo $title ?></title>
<meta name="description" content="<?php echo $dsc ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo $kwd ?>" />

<?php } elseif( is_tag() ) { // タグページ
$vol = ($paged>0) ? "Vol." . $paged : "";
$tag_name = single_tag_title(”,false);
$title = $tag_name . "の記事一覧" . $vol . " – ". get_bloginfo(‘name’);
$dsc = $tag_name . "の記事一覧です。" . get_bloginfo(‘description’);
$kwd= $tag_name . ",ブログ,タグ,記事一覧";
$tag = get_term_by(‘name’, $tag_name, ‘post_tag’);
$url = get_bloginfo(‘url’) . "/tag/" . $tag->slug . "/";
?>
<title><?php echo $title ?></title>
<meta name="description" content="<?php echo $dsc ?>" />
<meta name="keywords" content="<?php echo $kwd ?>" />

<?php } else { //上記ページ以外 ?>
<!–ここに先ほどコピーしたタイトルや説明文の行を挿入。次行を利用してもOK–>
<!– <title><?php wp_title(‘ – ‘, true, ‘right’); ?></title> –>
<?php } ?>
[/html]

カテゴリーの一覧アーカイブページに設定してから考えてみる

上記のとおり設定は簡単にできたのですが、他のWordPressブログはどうしてるんだろうと気になったのでSEO関連や有名サイトを調べてみました。

やはりタイトルは固有のをつけてる場合がほとんどでした。しかしカテゴリーページのタイトルはトップページと同じブログもいくつかあります。説明文に関しては固有のものを設定してるブログの方が少ない感じです。FacebookのOGPも同様。

最近はGoogleのパンダアップデートの件で内容が重複するページは「no index」が推奨されてるそうです。検索エンジンに登録しない設定のことです。

カテゴリーやタグや年月日などの一覧アーカイブページにも記事ページと同じ内容が表示されるので「no index」設定しているブログが増えています。SEOを考慮するとその方がいいのでしょうか。

それにそもそもGoogleも以前ほどは説明文(meta description)やキーワード(meta keywords)を重視していないようです。それよりもタイトルと内容の質をより重要視しています。

まとめ:今日のゆめぴょんの知恵

そういう流れなので、カテゴリーやタグの一覧ページに固有の説明文を設定する意味は昔ほどはないかもしれません。でも検索エンジンの説明文には利用されるし、自動設定でもう作業は必要ないので意味はあったと思っています。

ゆめぴょんでした。ちゃおっ!

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