CDNサーバーの導入から始まったWordPressブログの高速化も第5弾となります。今回は日本語版なら有効な翻訳キャッシュのプラグイン「001 Prime Strategy Translate Accelerator」と「MO Cache」について共有します。
ゆめぴょんです。こんちはっ(^^)/
ブログ表示の高速化については環境の違いもあることから必勝パターンがありません。なのでネット情報を集めながらいろいろ試して、自分の環境に最も合う方法を見つけていくしかないと思っています。
WordPressにはキャッシュ系・高速化プラグインがたくさんあるので便利です。いろいろな組み合わせを試して測定を繰り返しながら、私の今のサーバー環境にぴったりなものを探してブログで報告しています。次の記事も参考にしてください。
翻訳キャッシュとは
WordPressの高速化プラグインについては上リンクの2つ目でも紹介しています。「DB Cache Reloaded Fix」はデータベースのクエリキャッシュ、「WP Hyper Response」はPHP(WordPressのプログラム言語)の先出しにより高速化をはかります。
今回の翻訳キャッシュとは、MOファイルという翻訳ファイルをキャッシュ(データの使い回し)することにより高速化をはかります。日本語版には有効です。英語版のまま利用している場合は不要なのかもしれません。
「001 Prime Strategy Translate Accelerator」と「MO Cache」の違い
翻訳キャッシュのプラグインには「MO Cache」というのもあります。こちらの方が有名かもしれません。しかしこれは単独では効果を出せず、オブジェクトキャッシュ系プラグインが必要になります。
「MO Cache」とセットで使うオブジェクトキャッシュ系プラグインに「WP File Cache」というのがありますが、これは更新がストップしているため候補からはずしました。
ちなみにオブジェクトキャッシュには「W3 Total Cache」を利用する方法もありますが、負荷がかなり高いようなのでアクセス数の多いブログ・サイトでは負荷チェックしながら導入を検討してください。
一方「001 Prime Strategy Translate Accelerator」は独自にキャッシュしてるため「WP File Cache」は不要です。だから私はこちらを導入することにしました。どっかのレベル5みたいな名前ですが(笑)
もしオブジェクトキャッシュ系プラグインで「WP File Cache」や「W3 Total Cache」を利用してる人なら、「MO Cache」を利用してもいいと思います。
インストール・導入と設定方法
WordPress管理画面の左メニューの「プラグイン」→「新規追加」から「Translate Accelerator」を検索。類似品が多いので「001 Prime Strategy Translate Accelerator」を探してインストール、そして有効化するのを忘れじゅに!
「設定」で「Translate Accelerator」を選択。「キャッシュを有効にする」にチェック。「キャッシュタイプ」に「APC」を選べる環境ならそちらを、なければ「ファイル」しか表示されてないと思います。
ちなみに「APC」はPHPの実行を高速化できるアクセラレーターのこと。レンタルサーバーでは使えないことも多いです。専用サーバーやVPSなら導入を考えてみてもいいでしょう。
その下の設定は全て「キャッシュを使用」にします。一番下の「変更を保存」をクリックするのを忘れじゅに!これで翻訳キャッシュが有効になりました。
翻訳キャッシュの効果
今回は測定結果のスクリーンショットを取るのを忘れていました。今までのような画期的なスピードアップにはなりませんでしたが、何度か計測すると平均値はやや速くなっているのは確かです。
あと私の環境では「001 Prime Strategy Translate Accelerator」は、「MO Cache」「WP File Cache」の組み合わせよりも少し速かったです。その他の高速化の方法は次の記事も参考にしてください。
まとめ:今日のゆめぴょんの知恵
なお今回の記事は下のブログ記事も参考にしました。ありがとうございます。
⇒WordPressで1秒切り!目を疑う高速表示の設定はこれだ!1時間で5万PVでも大丈夫
ゆめぴょんでした。ちゃおっ!