ゆめぴょん評価:★★★☆☆
iPod、iPhone、iPadは間違いなく今の世の中を便利にしました。天才ともいわれるAppleのスティーブ・ジョブズによる功績は大きいでしょう。この本により漠然と知ってたジョブズ史の理解が深まりました。
ゆめぴょんです。こんちはっ(^^)/
まずはこの本の内容を章別に簡単にまとめてみます。
章別の内容まとめ
1.自分を探す前に、自分をショーウィンドウに飾れ
- 「できること」より「目指すこと」を語る。やりたいことをやる
- 「外見・デザイン」で中身の評価は一変する
- トップになりたければトップのように振る舞え、考えろ
2.常識を覚えるよりも、ノーの言い方を覚えろ
- 信念のノーは迷いのイエスにまさる
- 常識を無視するから戦術なのだ
3.成長には親友をつくれ、成功には戦友をつのれ
- 人を戦闘能力で選ぶ。無理が人を伸ばし、難題が能力を磨く
- 少数のA級チームは強い。戦力を育成することをピクサーで学んだ
4.「貯めてから」ではなく、他人の金を使って進む
お金を求めすぎないほうがお金は儲けやすい。お金で買いたいものなど、すぐに尽きてしまう。
5.真似するのでなく、うまく盗むことで独創する
- 他人の脳(アイデア)を盗め。凡人は真似る。天才は盗む
- ゼロックスからジョブズが盗んだアイデアを、ビルゲイツが盗み成功させた
- ジョブズは常に革新を求める。ビルゲイツの優位性は常に改良を加えていく能力
- ビルゲイツに非があるのではなく、アップルがぼんやりしてて革新を忘れた点が悪い、とジョブズは考えた
- 真似さえ許さない大差をつける
6.失敗に学ぶのもいいが、失敗を忘れるのはもっといい
- 失敗からは学ばず、失敗を忘れてゼロから次のステップに挑戦した方が良い
- 本気で信じる人が世界を変えていく
全体をとおしての感想
成功したからこそ尊敬もされるが、そうでなければタダの変人かワガママ・オヤジで終わったかも。普通の人はマネできない。彼をリスペクトしつつ、少し突き放した文体のこの本はよくできてる方だと感じました。
ジョブズは交渉力・思いやり・計画性の全てが欠如してて失敗を繰り返しました。そして発想力・頑固さ・カリスマ性とアメリカという脱落者にもチャンスを与えてくれる国が彼を成功に導いたのだと思います。
Facebookのザッカーバーグといい、強烈な出る杭を育むアメリカは本当にすごい。日本では逮捕されたりして潰されがちなのが残念。このような人を生かせられれば、行き詰った日本を変えられるのかも。
まとめ:今日のゆめぴょんの知恵
アップルのスティーブ・ジョブズの人生が知りたければ、おすすめの本です。さらっと読めちゃいます。
ゆめぴょんでした。ちゃおっ!