Googleアナリティクスでは、あらゆる検索エンジンからのアクセス数やキーワードなどを確認できます。しかし日本固有の検索エンジンは、自力で登録しないと反映されないものがあります。今回はそのリストと追加方法を紹介します。
ゆめぴょんです。こんちはっ(^^)/
Google Analytics/グーグルアナリティクスは、無料なのに高機能なアクセス解析Webツールです。導入方法、ユーザーサマリーの用語解説、サイト訪問者のスマホ率や年齢・性別などの確認方法は下記事を参考にしてください。
その他にも、Googleアナリティクスに関するおすすめ記事をまとめていますので、下ページを参考にしてくださいね。
もう少し高度な、ブログなどのカテゴリー分析をしたい場合は、下記事も参考にしてくださいね。
オーガニック検索と登録された検索エンジン
前回まではGoogleアナリティクスの「ユーザーサマリー」「集客サマリー」や、それらに関する項目などについて一緒に見ていきました。今回は「集客」の中の参照元で最も重要な「検索エンジン」についてです。
オーガニック検索とは?
チャネル「organic Search」が「オーガニック検索」「自然検索」であることは前回説明しました。一般的な検索エンジンからのキーワード検索によるアクセス流入です。広告などの有料検索はここには含まれません。
このオーガニック検索に集計される検索エンジンは、私のブログの場合、全体セッションの約55%がGoogleで、約30%がYahooです。
この割合を最も気軽にチェックするには、グーグルアナリティクス「レポート」の左メニューで「集客」⇒「すべてのトラフィック」を確認する方法がおすすめです。
Googleアナリティクスに登録された検索エンジン
「参照元/メディア」で「google / organic」と表示されてる場合、「organic」となっている項目が、検索エンジンからのアクセスだとわかります。
このメディア「organic」に注目して見ていくとと、他に「rakuten」「search.smt.docomo」「auone」なども見つかります。これらは日本固有のもので、グーグルアナリティクスに登録されている検索エンジン一覧(下参照)では確認できません。
⇒Search Engine Configuration – Google Analytics
日本固有のリストは公開されていないようで見つかりませんでした。知っている方はぜひ教えてください。
ところでreferralの中にも、検索エンジンらしき「wsearch.ocn.ne.jp」というものがいくつか見つかりました。もしこれらの数が多ければ、自分でアナリティクスに新規登録することにより、オーガニック検索として集計させることが可能になります。
ユニバーサルアナリティクスの新規の検索エンジン登録方法
Googleアナリティクスに登録されていない検索エンジンの中でも、それなりの流入数がある場合は、自分で追加することが可能です。
新規の検索エンジンを登録する方法
Googleアナリティクスにログインして上方の「アナリティクス設定」をクリックしてください。そこでプロパティが複数ある場合は、対象のものを選択してください。
「プロパティ」⇒「トラッキング情報」⇒「オーガニック検索ソース」をクリックしてください。そこで「+検索エンジンを追加」ボタンを押してください。
下のような入力フォームが表示されます。必要な3つの項目を入力してから「作成」ボタンを押しましょう。
上で見つけた「ocn」を追加してみました。ドメインはわかると思いますが、クエリ パラメータは、それぞれの検索エンジンで違いがあります。
クエリパラメータの確認方法は、各検索エンジンで実際に検索後、そのURLを見るとわかります。試しにOCNで「WordPress」というキーワードで検索した時のURLが下のとおりです。
[html]
http://wsearch.ocn.ne.jp/ocn.jsp?IE=……&MT=WordPress
[/html]
長いので途中は省略してますが、最後の「MT=WordPress」の部分に注目です。この「MT」がOCNのクエリパラメータです。他の検索エンジンでも同じように確認できます。
検索エンジンの追加リスト(日本版)
さて新規の検索エンジン追加方法がわかったところで、日本で最低限登録した方がいいリストを作成してみました。私のブログへのアクセス流入数が直近1ヶ月で10件以上あったものだけを選びました。
名称 | ドメイン | クエリ |
---|---|---|
sleipnir | fenrir-inc.com | q |
ocn | ocn.ne.jp | MT |
nifty | nifty.com | q |
nifty | nifty.com | Text |
fujitsu | fmworld.net | q |
fujitsu | fmworld.net | Text |
sony | sony.jp | MT |
myjcom | search.myjcom.jp | q |
excite | excite.co.jp | q |
so-net | so-net.ne.jp | query |
pex | pex.jp | Keywords |
lunascape | luna.tv | keyword |
livedoor | livedoor.com | q |
掲載順は、うちのブログでのアクセス順です。Sleipnirってブラウザだと思いますが、こんなにアクセス流入あるとは驚きです。
今回のリスト作成には、今まで登録してた検索エンジンに加えて、ネット検索で見つけたリストも考慮してボリュームの多そうなものだけを選びました。
比較的新しいリストは下サイトが参考になりました。ユニバーサルアナリティクスにまだ移行していない場合の、トラッキングコード追加の方法も掲載されています。
⇒Googleアナリティクスに検索エンジンを追加する | 真摯 (Cinci)
まとめ:今日のゆめぴょんの知恵
グーグルアナリティクス/Google Analyticsの使い方入門の第6回目は、使い方というよりも検索エンジンの追加設定がメインになりました。しかし流入数の多い検索エンジンは登録しておいた方が集計精度も上がるのでおすすめです。
わかりにくい部分や間違いの指摘などがあれば、ツイッターなどSNSで気軽に質問してくださいね。グーグルウェブマスターツールの使い方や設定方法については、下記事を参考にしてください。
ゆめぴょんでした。ちゃおっ!