サーバーを無事に移転しました。そして記事下のZenbackを引き続き使うか迷ったのですが、ちょうど1週間前に非同期対応して20%も高速化したそうなので、タイミングも良かったため利用を続けることにしました。
ゆめぴょんです。こんちはっ(^^)/
Zenbackとは、ブログ・サイトなどで記事の下やサイドバーに、関連記事・ソーシャルメディアボタン・コメント欄などを自動的に挿入してくれるウィジェットのようなサービスです。
私はブログシステムに「WordPress」を利用しているため、関連記事の表示には、YARPP(Yet Another Related Posts Plugin)を、人気記事にはPopular Postsというプラグインを利用しています。
それでもZenbackを利用するメリットがあります。その機能も含めて、簡単に説明します。ちなみにZenbackの利用登録は下のリンクから行えます。設置はコードを好きな場所に貼り付けるだけ。今回はこの説明は省略します。
Zenbackでできること。使い方と機能
- 関連記事をサムネイル付き(なしも可)で一覧表示
- ほとんどの主要ソーシャルボタンを選んで設置できる
- 記事に関する、はてブ、Twitterの反応を表示できる
- Facebookコメントを設置できる
- 他のブログの関連記事を表示できる。相手側に自分の記事も表示される
現在対応しているソーシャルボタンは、Twitter、はてなブックマーク、Facebook、Pocket、Google+、LINE、mixi、Evernoteです。私は記事上にもボタンを付けたいので、Zenbackではなく自力で設置しています。
Twitterでの返信、リツイートを表示できるのはいいのですが、自分のアカウントからの投稿通知などは除外できるようにしてほしいですね。過去記事紹介とか自分のツイートばかりになるので、ツイートは最近はずしました。
多くのブロガーにとっての最大のメリットは「5」番目の機能だと思います。これがなければ、私はZenbackを利用していません。簡単に説明します。
自分の記事に関連度の高い、他者のブログ記事が「関連するみんなの記事」として表示されます。同じように自分の記事リンクも、関連するブログに表示されているのです。完全にトレードというわけではなさそうですけど。
Google Analyticsで「Zenback」流入数を調べる方法
自分のブログ記事が他者のブログにも表示されるということは、そこからクリックされると流入があるということです。すなわちPVアップには役立つということです。Analyticsでも調べることができます。
Google Analyticsの左メニューから「集客(以前のトラフィック)」→「キャンペーン」をクリック。「zb_related_links」という参照元が「Zenback」で表示される関連記事からのアクセスらしいです。
⇒[N] Google Analyticsで「Zenback」からの流入を確認可能に
Zenbackには他にキーワーズという機能もあります。これはあるキーワードに関連したブログを集めたページを、Zenbackが作成してくれるものです。
ちなみに私の最近の記事では「クレジットカード」などのキーワードで次のように表示されます。キーワーズは元ページよりもGoogle検索結果で上位にくることもある!と話題になったこともあります。
⇒【世界旅行術】海外で安心で効率的なお金の持ち方!現金かカードかTCか|zenbackキーワーズ
私のブログの場合、このZenbackキーワーズからの流入の方が、上の関連記事からよりも10倍以上多いです。調べる方法はAnalyticsで「集客」→「すべての参照」で「zenback.itmedia.co.jp」からの流入数がそれです。
ただこの2つを足しても、全体のPV数の1%もありません。私のブログの場合です。記事が増えるにつれ効果は上がるでしょうから、記事数の多いブログではもっと多くなるのかもしれません。
Zenbackのデメリット
1つ目は、他者のブログが関連記事として表示されるため、訪問者がそちらへ行く可能性があります。ただ上でも説明したとおり、他者ブログへのクリック数は多くない気がします。
それに1つのブログ記事で満足できない人は、その後に再びGoogle検索して他の関連記事を探すと思います。いずれにしろ離脱されるのです。だから大したデメリットではないと思っています。
2つ目のデメリットが大きいです。Zenbackの読み込みが遅すぎて(重すぎて)ブログ全体の表示がもっさりした感じになっていました。しかしついにそれが解消されたのです。
Zenbackの非同期化により読込速度20%アップ
先週、Zenbackの公式ツイッターが次のようにつぶやきました。
ただいまZenbackのスクリプトコードを新しくしました!非同期読込に対応したため、ページ全体の読込速度平均20%位早くなって、Zenbackに何かあったときもページの読み込みへの影響がだいぶ少なくなりました。古いコードも動きますが、新しいコードへの差し替え、推奨です。— Zenback (@zenback) November 7, 2013
私はちょうどサーバー移転した後で、Zenbackも一時的にはずしていました。しかしこのつぶやきを見て、再設定してみることにしました。ちなみにサーバー移転に関する記事は下を参照してください。
Zenbackの非同期読込を利用するためには、新しいコードを設置しなおす必要があります。今から登録して利用しはじめる人は、特に意識しなくても非同期コードを取得出来ます。
今までZenbackを利用していた人は、Zenbackのページにログインしてからコードを取得してください。普通にコード取得すれば、それが非同期化の対応版です。
WordPressでプラグイン「EZ zenback」を利用している場合は新しいコードを認識しないようです。ただ最近バージョンアップしたようなので、もう対応しているかもしれません。私は未確認です。
実際に利用してみて
20%かどうかは分かりませんが、確かに読込みが速くなった気がします。それよりもZenbackのあとで読み込むサイドバーが、Zenbackを待たずに表示されてうれしいです。確かに効果はあるようです。
まとめ:今日のゆめぴょんの知恵
Zenbackでできることは他の方法や自力でできることが多いです。ただそれらが集約されているため、てっとり早く設置したい時にはとても便利です。
Zenbackを使ってても使ってなくても、WordPressを使ってる人は関連記事として同じカテゴリーの記事一覧を表示するのは、訪問別PVを増加するのに効果的なのでおすすめです。
ゆめぴょんでした。ちゃおっ!